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パグ

  • パグについて

    パグは、他の短頭種と比べても特に眼球の露出部分が大きいため、
    その構造的な問題から眼のトラブルを引き起こす子が多くいます。
    そのため、単にそれを外科的な治療で形成しようとするのではなく、
    まずは自宅でも出来るような方法を飼い主さんにご説明させて頂いております。

    また呼吸器の問題を抱えている子も多く麻酔のリスクが高い犬種とも言われていますが、
    当院ではパグの麻酔症例も数多くこなしており、パグの麻酔時に起きうる問題を想定し、対応できるようにしています。

    お困りの際は、どうぞご相談下さい。

未去勢の男の子におこる問題 ~前立腺について~

人間の男性が高齢になると起こる病気に前立腺肥大があります。
未去勢のわんちゃんでも同様で、約6歳以降から前立腺の肥大が始まるといわれています。
人間とわんちゃんの違いは、人間の場合は内側に肥大(尿道を圧迫しおしっこが出辛くなります)し、
わんちゃんは外側に肥大するために大きくなりすぎるとうんちが出辛くなります。
病気がかなり進行しなければうんちは出なくなりませんが、
前立腺の内部に嚢胞(袋状で内部が液体のもの)ができる場合があります。

前立腺

これは、6歳 未去勢の男の子の超音波検査の画像です。
前立腺はそれほど大きくはありませんが内部構造が正常の子より粗く、また嚢胞様の空間も見られます。
症状は見られませんが、今後去勢を行わないと病態が悪化し症状が出るかもしれません。

前立腺肥大の初期は去勢をすることで、その肥大の原因の男性ホルモンがなくなるため小さくなります。
しかし感染を起こしていたりすると去勢のみで治療することは難しく、また抗生剤も届きにくい臓器なため
死亡率が極めて高くなります。

前立腺の病気は他にも数種類ありますが、どれも外科的な治療は非常に高度な技術や経験を必要とし、
また内科治療はほとんど功を奏しません。

このような前立腺の病気を防ぐためにも、交配する予定がない子には早めの去勢をしてあげて下さい。