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パグ

  • パグについて

    パグは、他の短頭種と比べても特に眼球の露出部分が大きいため、
    その構造的な問題から眼のトラブルを引き起こす子が多くいます。
    そのため、単にそれを外科的な治療で形成しようとするのではなく、
    まずは自宅でも出来るような方法を飼い主さんにご説明させて頂いております。

    また呼吸器の問題を抱えている子も多く麻酔のリスクが高い犬種とも言われていますが、
    当院ではパグの麻酔症例も数多くこなしており、パグの麻酔時に起きうる問題を想定し、対応できるようにしています。

    お困りの際は、どうぞご相談下さい。

歯の数がたりない・左右で数が合わない

乳歯から永久歯への生えかわりの時に、永久歯がちゃんと生えてこず
歯肉やあごの骨の中に埋まったままになった状態になっていることがたまにあります。
この埋まっている歯を「埋伏歯」といいます。
生まれつき永久歯がない「欠歯」ということもあります。
永久歯が「あるのか」「ないのか」は歯科用のレントゲンでしっかりと確認する必要があります。




永久歯が埋まっている「埋伏歯」は、骨を溶かす病気を起こす可能性があります。
埋伏歯を包むように袋が出来て、あごの骨を溶かしていくのです。
これを「歯原性嚢胞」といいます。病気か進行し、骨が大きくとけると骨折の危険性が高まります。




通常、この「歯原性嚢胞」はあごの骨を溶かしながら外に腫れて行くのですが
パグちゃんの場合、外へは膨れていかず、あごの骨の内側へ進んでいきます。
そのため、気付くのが遅くなってしまう事があるのです。

未然に防ぐためにも、1歳になっても「歯の数が少ない」「右側と左側で数が合わない」
などのことがありましたら、歯科用のレントゲンで確認することをお勧めします。



症例紹介
埋伏歯だったパグちゃん 男の子 3歳
去勢手術+スケーリングで来院されました




埋伏歯か欠歯かを確認するため、歯科用のレントゲンで第一前臼歯の存在を確認しました。




このパグちゃんの場合、年齢が3歳を超えていること、埋伏歯が原因の病気が見られないことから、定期的な検診による経過観察としました。