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フレンチブルドッグ

  • フレンチブルドッグについて


    フレンチブルドッグは短頭種の中でも人気犬種で、来院数も多いため様々な疾患に対応できるようにしています。
    フレンチブルドッグの皮膚の病気の特徴としては、若い年齢から皮膚にトラブルが出てしまう子で特に重症化しやすいケースがみられます。
    これには、おそらくフレンチブルドッグの性格が関係しているのだと思います。早期に適切な診断をして治してあげることが大切です。

    また、呼吸器の問題を抱えている子も多く、麻酔のリスクの高い品種とも言われていますが、当院ではフレンチブルドッグの麻酔時に起こりうる問題を想定し対応出来るようにしています。全身麻酔をかける症例も多くこなしています。
    お困りの際は、どうぞご相談下さい。

症例紹介① 原因不明で続く嘔吐 ~原因は異物だった~

当院で治療をしました消化管通過障害の一例です。

症例紹介
フレンチブルドック 男の子 3歳

症状・治療歴
朝食後から頻回に吐き始め、2~3時間嘔吐が続きました。
他院にて皮下点滴を行い、回数は減ったものの、以前嘔吐が続くため静脈点滴に変更。
その後嘔吐は止まりました。

症状が出始めてから4日目、元気がなく食事後頻回に嘔吐を始め、
他院にてレントゲン・血液検査を行ったが異常は見つからず、
皮下点滴と吐き気止めの注射をしました。
夜になっても元気はありませんでした。


検査
症状が出始めてから5日目、当院を初めて受診され検査を行いました。
血液検査上は炎症を表す数値が上昇していました。
レントゲンでは胃が大きく膨れていました。
吐き気はおさまっていましたが、明らかに食べたものが胃から腸に流れていない状態でした。
異物1


治療
胃の出口か十二指腸に閉塞があることが疑われたので、内視鏡検査を行いました。

その結果、胃の出口(幽門部)に毛の集まったボール状のものが詰まっていました。
内視鏡で摘出を試みましたが細かくちぎれてしまい掴めないため、外科的に摘出しました。
異物2
手術後1日入院し、2日目には元気になったので退院しました。