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フレンチブルドッグ

  • フレンチブルドッグについて


    フレンチブルドッグは短頭種の中でも人気犬種で、来院数も多いため様々な疾患に対応できるようにしています。
    フレンチブルドッグの皮膚の病気の特徴としては、若い年齢から皮膚にトラブルが出てしまう子で特に重症化しやすいケースがみられます。
    これには、おそらくフレンチブルドッグの性格が関係しているのだと思います。早期に適切な診断をして治してあげることが大切です。

    また、呼吸器の問題を抱えている子も多く、麻酔のリスクの高い品種とも言われていますが、当院ではフレンチブルドッグの麻酔時に起こりうる問題を想定し対応出来るようにしています。全身麻酔をかける症例も多くこなしています。
    お困りの際は、どうぞご相談下さい。

下痢の原因① ~コクシジウム症~

コクシジウムとは寄生虫の原虫と呼ばれるものの一種で、
腸に寄生し腸の細胞を壊して増殖するため下痢や消化不良の原因となります。


主な症状
多くの場合下痢を起こし、嘔吐することもあります。
一般的には元気・食欲は正常です。

腸の状態が悪い為、他の細菌・ウイルス疾患を併発していることもあり
そのようなときは元気が無くなり、食欲の低下・発熱等が見られることもあります。

また、症状は小さい子ほどでやすく、大人になると感染はしていても症状をあらわさない場合も多くあります。


検査と診断
便を検査して、コクシジウムの卵を検出することで診断します。
寄生虫症の検便検査は検出率がそれほど高くないため、必要と判断した場合は日をわけて数回行う場合があります。


治療
内服薬で治療します。
コクシジウムの中には薬が効きにくいものも存在し、場合によっては長期間の治療が必要になる場合があります。

またコクシジウムと共に他の感染症が疑われる場合は、お薬の投与期間が長くなる(2~3週間程度)場合もあります。


コクシジウム症のポイント
コクシジウムの卵(オーシストと呼ばれます)はとても強固なもので、通常の消毒剤や洗剤では死滅しません。
そのためお薬で治療しても、ご家庭のカーペットや床に目に見えない卵が落ちていると再感染の可能性があります。

コクシジウム症と診断されたら、ウンチはすぐに片づけ、トイレもできるだけこまめに熱湯で消毒しましょう。
また同居のネコちゃんワンちゃんがいる場合は、感染の恐れもあるのでトイレは分け、場合によっては検査・治療を行いましょう。