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犬の病気

子宮蓄膿症 ~症例紹介~

症例①
ミニチュアダックス 10歳 女の子



診断されるまで
2~3ヶ月前から飲水量の増加・多尿があり、1週間前から元気・食欲が低下。
2~3日前から急激にお腹が大きくなった、とのことで来院されました。

副腎の病気も視野に考えましたが、1ヶ月前に発情があり、陰部からの排出物も確認されたため
子宮蓄膿症を疑い血液検査・レントゲン検査・超音波検査を行いました。

血液検査では、白血球や炎症を表す数値が高く、超音波検査・レントゲン検査では大きくなった子宮が確認されました。

これらより子宮蓄膿症と診断しました。


治療
子宮蓄膿症と診断し、緊急手術を行いました。
子宮は大きく腫れあがっており、中には多量の膿がたまっていました。

手術後は1日入院し、翌朝には食欲もでて水も飲んでいました。
手術後3日目には元気・食欲も回復し、1週間程度お薬を飲んで治療終了となりました。

今回の場合、1週間様子を見てしまったことが状態をさらに悪化してしまった原因となっています。
場合によってはかなり重篤な様態になっていたかもしれません。
子宮蓄膿症は進行すると子宮にたまった細菌が、血液に侵入し全身を流れてしまいます。
そこまで進行してしまうと手術や麻酔のリスクも上がり、入院期間や治療期間も長くなってしまうことがあります。

子宮蓄膿症は予防できる病気です。
出産の予定のない女の子は、できるだけ早い時期に避妊手術を行うことをお勧めいたします。

当院では特に、下記の科目に力をいれて診療をしております。