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皮膚の病気

  • 皮膚の病気について

    当院では、皮膚科の診療に力を入れております。
    当院の皮膚病の治療方針は、まず治るものなのか、一生付き合っていかなければいけないものなのかを判断します。
    完治するものなら一度しっかりと治し、再発を防ぐようにケアの指導をします。一生付き合っていかなければならないなら、長期的に使っても問題の出にくいものを選択し、最低限の治療で維持出来るようにします。

    皮膚のトラブルは様々な因子が複雑に絡み合う事で病気を悪化させ、治療が困難になるパターンが多く見られます。そのため、当院では治療法を単純化し、病気にターゲットを絞り、必要な時間、必要な種類の薬を処方して、症状を抑えるだけの対症療法ではなく、完治を目指した治療を行います。

    わんちゃんの皮膚のトラブルでは食事の問題が上げられることが多くありますが、実際には食事が主な原因となっているものは非常に少ないです。皮膚のトラブルで悩まれている方は一度ご相談下さい。

精神的要因による皮膚疾患

人では精神的要因により発現する疾患として、強迫神経症や毛をむしるトリコチロマニアという病気、
精神的要因が深く関与する疾患として、多汗症、慢性じんましん、アトピー性皮膚炎などがあります。
わんちゃんでも同様に精神的要因に関連して皮膚の病気が出る場合があります。

症状
・持続的になめる、噛む
・集中的で発作的に噛む、こする、掻く
・ひっかき傷が出来ている


これらの症状が出ている部分は、特に前足、足の先端、など
舐めやすい、噛みやすい部分に出ることが多いです。


精神要因を疑う場合には、何時そのかゆみ(とみられる)行動がみられるかというのが重要になってきます。
例えば、
・興奮、不安になったとき
・おうちの方から離れたとき(おうちのどなたかがいなくなるとき)
・暇なとき
・掻くことや舐めることでおうちの方に注目してもらえるのを知っている場合
などがあります。

逆に
・寝ているとき
・遊んでいるとき、散歩中
などは掻いたり舐めたりする行動がみられない場合が多くあります。


また、このような精神的な要因による痒み行動を引き起こす要因として、何かしらのきっかけがある場合があります。
きっかけとは、
・家族構成、同居動物の構成の変化
・引っ越し
・近所の工事や騒音
・しつけトレーニング
・医療行為
などがあげられます。

さらに、その子によっては精神症状もあらわす場合があります。
精神症状というと、少しきつい言い方かもしれませんが、いわゆる問題行動です。
・過剰にほえる
・うんちやおしっこをいろんなところでする
・破壊行動
・分離不安
・食欲減退、食むら、過食、異食、多飲
・不定愁訴(下痢嘔吐、頻尿、排尿困難、過眠など)
などのような行動が見られる場合があります。

以上の事を総合的に判断していきます。



治療
治療は大きく分けて「行動療法」と「内服療法」があります。
①行動療法
わんちゃんと飼い主さんの関係を見直し、すれ違いを少なくしていきます。

②内服療法
気持ちを落ち着かせるお薬を使用して治療を行います。
現在の興奮したり、不安だったりするわんちゃんの気持ちを落ち着かせ、また、混乱している状態を和らげてあげます。



精神的要因というと、とらえ方が難しい部分がありますが、
もともとわんちゃんと人間の生活スタイルやコミュニケーションの取り方は違うものです。
その部分のギャップを埋めてあげて、無意識のすれ違いを直していくことが皮膚を良くする要因の一つになります。 当院ではわんちゃんとオーナー様の架け橋かけはしとなるような治療を行うことが出来ます。 なかなか治りにくい脱毛、噛む行動に悩まれている場合は一度ご相談ください。