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皮膚の病気

  • 皮膚の病気について

    当院では、皮膚科の診療に力を入れております。
    当院の皮膚病の治療方針は、まず治るものなのか、一生付き合っていかなければいけないものなのかを判断します。
    完治するものなら一度しっかりと治し、再発を防ぐようにケアの指導をします。一生付き合っていかなければならないなら、長期的に使っても問題の出にくいものを選択し、最低限の治療で維持出来るようにします。

    皮膚のトラブルは様々な因子が複雑に絡み合う事で病気を悪化させ、治療が困難になるパターンが多く見られます。そのため、当院では治療法を単純化し、病気にターゲットを絞り、必要な時間、必要な種類の薬を処方して、症状を抑えるだけの対症療法ではなく、完治を目指した治療を行います。

    わんちゃんの皮膚のトラブルでは食事の問題が上げられることが多くありますが、実際には食事が主な原因となっているものは非常に少ないです。皮膚のトラブルで悩まれている方は一度ご相談下さい。

犬のアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは良くなったり悪くなったりを繰り返す、痒みのある湿疹を主病変とする病気を言います。
一般的には「アトピー」と呼ばれていますが、「アトピー」にはアトピー素因があり、「気道」「粘膜」「皮膚」が含まれます。
そのため皮膚のアトピーは、ただのアトピーではなく「アトピー性皮膚炎」と呼ばれます。

アトピーは以前、アレルギーの一種と言われていましたが、今では別の病気と考えられています。


特徴
・痒みがある
・湿疹がある
・湿疹が左右対称に出ている
・慢性的な皮膚病である


アレルギーと違う点
アレルギーとは「アレルゲン(原因物質、例えば花粉症でいうスギ花粉、卵アレルギーの卵)」があって起こり、
このアレルゲンが回避されなければ症状は治まりませんが、アトピーは炎症を抑える薬で良化します。


治療
慢性的で重症のアトピーになっており、炎症を抑える薬(ステロイド)を使っても効果があらわれない場合があります。
それは、経過が長い場合、皮膚炎が酷くなり、二次的に細菌などに感染している場合が多くみられるためです。
その場合、この感染を取り除いてあげる必要があります。

感染があるかどうかは、皮膚の検査によってわかります。
感染があった場合、まずは内服薬で感染を除去します。

感染が沈静化されたら、その時点でアトピーの治療に入ります。
すぐに効果が出るお薬と、長期的にみると副作用の出にくいお薬を状況に応じて使い分けていきます。








アトピー性皮膚炎は、人間もわんちゃんも体質のため完治することはありませんが、上手く付き合っていくことができる病気です。

当院では、わんちゃんも飼主さんも負担がなるべく少ないように、上手く付き合っていける治療方法をご提案させていただきます。