猫では、トータルケアが出来るよう猫風邪・皮膚科・歯科・口内炎・腎不全や甲状腺機能亢進症などの慢性疾患に力を入れて治療しております。
猫ちゃんは環境の変化に敏感な子が多く、一度嫌な経験をすると治療を受け付けてくれなくなってしまう子もいます。当院では、なるべく猫ちゃんに負担をかけないよう、その子の性格を意識した診療を心がけております。
なるべく通院を減らす・入院させない治療法をご提案出来るようにしています。
過剰に爪を噛んだり、なめたりする子たちがいます。
多くは、治すことができる病気です。
当院に来院される猫ちゃんの中で、長毛種の子に多く個体差が強いのも特徴の一つです。
爪の根本周辺が赤く腫れてしまうこともあります。
また、この病気は最初に外用薬を使うと悪化してしまうことが多いので注意が必要です。
爪の根本についた汚れにより、その周辺が赤くなっているのがわかります。
あまり汚れていない状態でも過敏反応を持つ子は、赤みが強くでる子がいます。
◆原因
もともと猫ちゃんの爪は、収納できる構造になっています。
収納されている爪の根本の部分に汚れがたまりやすく
その汚れに皮脂を好んで繁殖する細菌やマラセチア(カビの一種)が増えて痒みを起こすためです。
◆当院での対応
最初に外用薬を使うとひどくなってしまうことが多いので、内服薬で治療していきます。
内服薬は、猫ちゃんに副作用が出にくいものを使う必要があります。また、治った後は再発を防ぐようにケアをしていきましょう。
早期治癒を目指すために、早めにご相談ください。