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腎臓病

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腎臓病について



腎臓は、ソラマメ型をした臓器で左右に1つずつある臓器です。
腎臓には様々な機能がありますが、その主な働きとして『血液をろ過し老廃物を体外に排出すること』、『尿を作ること』、『水分の再吸収などをすること』をしています。
15歳を超えると30%の猫ちゃんが慢性腎臓病と言われています。猫ちゃんに多い病気の1つですが、残された腎臓の機能を大切にして、上手く病気と付き合っていけるようご提案させて頂きます。

猫ちゃんに大切な血圧測定


猫の血圧測定

高齢期(主に7歳以上)に入ってくると、腎不全や心筋症の悪化(産まれた時から素因があり、年齢とともに徐々に悪化)、
甲状腺機能亢進症などの病気が単独または併発しやすく、高血圧の状態になっていきます。
高血圧の状態を治療しないでいると、他の病気をしっかり治療しても
猫ちゃんの状態はあまり良くなりません。

また病院では猫ちゃんが緊張してしまう為、
正常な血圧の猫ちゃんでも高血圧として診断されてしまうケースもよくあります。

その為、正確な血圧を把握するためには、
「数回に渡る血圧測定」や「自宅での血圧測定」を行う必要があります。
当院ではご自宅でも血圧が測定できるよう猫ちゃん専用の血圧計をご用意しております。