HOME >   > 猫の病気

猫の病気

甲状腺クリーゼ

甲状腺クリーゼとは甲状腺のホルモンが多くなりすぎておこる、急性甲状腺中毒の一種です。


症状
・頻呼吸 ・頻脈 ・発熱 ・呼吸困難 ・心雑音 ・不整脈
・突然の失明 ・重度の筋力低下 ・首が下に下がる ・神経異常
が見られることがあります。
場合によっては突然死の可能性もある怖い病気です。


原因
甲状腺ホルモンの急激な上昇や、抗甲状腺薬を突然中止したり
甲状腺ホルモンを過剰投与した場合にもおきます。
また、甲状腺の手術や甲状腺以外の手術、ヨード造影剤、
ストレス、感染、外傷、血栓症が誘発因子になりえます。


診断
甲状腺クリーゼは甲状腺中毒症で、症状があり、誘発因子があることで診断されます。
甲状腺中毒症の場合、血液中の甲状腺のホルモンの値は高くなりますが
値が高いほど重症だとは限りません。

したがって、甲状腺機能亢進症という病気をもっている事を診断した上で
急性甲状腺中毒症の症状を確認して、甲状腺クリーゼかどうかを診断していきます。
誘発因子を見極めるためには、飼い主様のお話と徹底的な検査が必要になります。


治療
甲状腺クリーゼの治療目標は、以下の3つがメインになります。
①甲状腺ホルモンが作られるのを抑制する
②甲状腺ホルモンが作用するのを止める
③全身状態を良くする
これらの3つを行うためには1つの治療法だけではなく、色々なものを組み合わせていく必要があります。


甲状腺クリーゼはまれな病気ではありますが、亡くなる可能性が高い病気にもなります。
そのため、なるべく早い対応が必要になります。
早めに気付いて早期診断早期治療が治るためのカギとなります。
当院ではこのような病気でも迅速に対応することが出来ます。
猫ちゃんの様子がいつもと違うと感じられた場合はお早めにご相談ください。

当院では特に、下記の科目に力をいれて診療をしております。