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口内炎・歯科

  • 口内炎・歯科について



    猫ちゃんのお口の中のトラブルで起きやすいのは、口内炎です。
    また、猫ちゃん特有の、歯が溶けてしまう病気もあります。

    ご飯を食べにくそうにしている、食べ散らかしている、お口の中が赤い、口臭がするなどの症状が見られます。
    お口の中のトラブルは、腎臓病や体全体の病気に関わってきますので、早めに治療してあげることが重要です。

若い猫ちゃんの歯肉の赤み ~歯肉口内炎~

猫ちゃんの歯肉口内炎は、実は年齢に関係なく、1歳未満の若い猫ちゃんでもよくできてきます。
この病気に対して、抜歯という選択肢もありますが、猫ちゃんの
これからの生活を考えると治すということを第一に考えるべきではないでしょうか。

この問題に関しては、早期に気づいて頂ければ頂けるほど、猫ちゃんが歯を失う危険は少なくなりますので
早期発見・適切な治療が猫ちゃんの将来を大きく左右します。
歯を抜くという選択肢を選ばれる前に、なるべく早期に当院へご相談ください。


原因
猫の歯肉の赤みの原因にネコカゼのウィルスが関係している可能性が高いという事が最近解ってきました。
日本では外で生まれた猫を保護して飼い猫として迎え入れるケースが多いのですが
外で生まれた猫ちゃんのほとんどは、幼いころネコカゼに罹ってしまっています。
当院では、まだ歯が生えて間もない子猫の時期から歯肉炎を起こしている猫ちゃんにも遭遇する機会が多くありますが
そのほとんどが外で生まれて保護された猫ちゃんです。

1歳未満の猫ちゃんの歯肉口内炎は、免疫が不安定なために起きていることが多く、
治療により、いい状態を維持することで成猫よりも短い期間で投薬が必要なくなる子が多くいます。


治療
当院での若い猫ちゃんの歯肉の赤みに対する治療は、
高齢の猫ちゃんとは違い、まずは歯を抜くのではなく
とにかく口の中の赤み・違和感をなくすため、炎症を起こさないように
内服薬の相性を探すということを優先します。


症例紹介
日本猫  男の子  推定1歳

症状
うまくごはんが食べられない。ぽろぽろとお皿からこぼしてしまう。

診断
口の中を確認し、歯肉口内炎と診断しました。

治療
この子の場合は、内服治療で症状が改善し歯肉の赤みも引いたため
半年間で投薬を終了しています。

下の写真は、治療前と治療後です。
歯肉の赤みが引き、全体的にピンク色になりました。